生理不順(月経異常)でお悩みの方
「生理がなかなかこない」「生理がたびたび来るので困る」「生理なのか不正出血なのか分からない」このような症状で悩んでいる方には、まず妊娠を否定した上で子宮がん等の悪性疾患によるものでないことを子宮がん検査で確認し、症状が子宮筋腫、子宮内膜症などの病気によるものかどうかを超音波検査等で診断します。
異常器質的疾患ではなく機能的なものであった場合には、ホルモンのバランス状態を知るために、婦人体温計、婦人体温表を利用した基礎体温測定法を指導し、女性ホルモン等を測定(血液検査)します。
標準的な月経周期(生理が始まった日から次の生理が始まる前日まで)は28~30日周期といわれておりますが、25~38日の間であれば異常ではありませんので心配いりません。
現代社会では生活の多様化、人間関係の複雑化などによって様々なストレスがかかり、このストレスにより排卵異常が起こり生理不順となっている方が多いように思われます。このような方々に対して、症状を抑える対症療法やピルを含めた、ホルモン剤を用いた薬物治療等を行っていきます。