子宮腫瘍、卵巣腫瘍の早期発見
「最近いつもより生理の量が多い」「最近生理痛がきつい」「なんだか生理が長い」 このような症状があるようですと子宮筋腫、子宮内膜症も考えないといけません。
検査と治療方針について
子宮筋腫、卵巣腫瘍は超音波検査で分かることが多いため、当クリニックでは、超音波検査を行います。
当クリニックの超音波検査はそれぞれの内診室に専用のモニターがあり、超音波検査時にご自身でモニターを見ながら説明を聞くことができます。超音波検査はプリントアウトされた写真を見るよりもモニターで動きを見ながら説明を受けた方がわかりやすい場合が多いです。
子宮内膜症は子宮に病変がある場合(子宮腺筋症)、卵巣に病変がある場合(チョコレート嚢腫)がありますが、病変が小さい場合には超音波検査だけでは分かりにくいことがあります。いずれも子宮がん検査等で悪性疾患を除外した上でCT、MRIによる画像診断、腫瘍マーカー等の血液検査を総合的に判断し、的確な診断を下します。その後、治療法の選択肢(手術(開腹手術、腹腔鏡下手術等)、内服薬、点鼻薬、注射による内科的治療、UAE(子宮動脈塞栓術)、FUS(子宮筋腫に対する集束超音波治療(保険外))等)を提示した上で、ご本人の生活背景、希望も考慮に入れて治療方針を決定していきます。